子育ての理想郷を求めてスウェーデンに移住しちゃった私


yoko kuyama
by kuyamayoko
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”息子”が卒業しました。

スウェーデンは夏休みを目前に、

日本の年末年始を思い出すような、

怒涛の連日パーティー・お食事会の嵐でございます。

週末は普通に1日2件詰まってます・・・。


その中でも一番盛り上がったのが高校の卒業式でした。


まずは一週間前に謝恩会がありました。

先生と卒業生が一堂に会して、3コースのディナーをいただきつつ、生徒たちから先生に向けたスピーチあり、先生から生徒に向けたスピーチあり、涙と笑いにあふれた夜となりました。

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毎年、卒業生たちが各先生を演じた映画を作って上映するのが恒例。

今年も笑わせてもらいました~!!

しかし編集技術とかすごいね、最近の子たちは (+_+)


お食事は、Yakitoriの載ったシーザーサラダ(ある意味斬新・・・)

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豚フィレのお料理

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チョコムースケーキ

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この夜じゅう、私は2年生まで日本語を教えていた男の子としゃべっていたのですが、

彼が話す内容はお酒とシガーの話ばかりで、話術にもたけていて、見た目も老けてて(笑)

まるで50歳くらいの人と話してるような感じでした。

去年までこんな子だったっけ??苦笑

まだ18歳なのに、先恐ろしいです・・・。


さて卒業式当日!

学校の入口も、白樺とスウェーデン色の風船という伝統的なデコレーション。

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私は先生なので毎年のように卒業式に出るわけですが、

実は今年は、個人的にも思い入れの深い卒業式となりました。


というのも、家庭の事情で自宅で勉強ができない状態だった三年生の男の子を

3週間ほど自宅で預かっていたのです。

1年間ほとんど学校に来てなかったのに、

最後の三週間ですべてのテストを課題を仕上げ、無事卒業にこぎつけました。


なぜ彼を預かることになったかというと、

日本語だけは大好きで、ちゃんと授業にも来ていたし、私にとっては非常に優秀な可愛い生徒だった。

でも他の授業には全然来ていないというのを、5月の教員会議で知ってびっくり。

頭はすごくいい子なので、他の先生たちは「やる気になればやるんでしょ」みたいな感じで全くその生徒に興味なし。

私は次の授業の後にその子を呼んで、うざがられるかなぁ~と思いつつ、

「他の授業には出てないんだって? 卒業するつもりはないの??」

と聞きました。

すると「自分のことを心配してくれたのは先生が初めてだから、先生のために頑張ります!」と・・・。

でもよくよく聞いてみると、今家が勉強できる環境になく、がんばりたいけどあと三週間では時間が足りないかも・・・と言う。

私もどうしていいかわからなくて、思わず「なら、うちのゲストルームに住んでもいいよ?」とは言ったのですが、
本当に翌日から彼はうちに引っ越してきました。

そして毎日明け方まで一生懸命やって・・・。

無事卒業となったわけです。

ずっと部屋に閉じこもっていたわけじゃなくて、一緒に食事をし、娘とたくさん遊んでくれて、週末は庭仕事など手伝ってくれて、まるで家族の一員のようになっていました。

うちは毎晩日本食なんですけど、彼は抵抗なくそれをパクパク食べていました。

ついでに納豆も食べさせたりしてね。なんでも食べたよ。

お味噌汁出しても、「こ、これが日本の漫画に出てきたMISOSHIRUってやつかー。飲んだのは初めて、感動!!」みたいな感じでね。


そして、卒業式当日。

みんな正装してのランチ。

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成績表が配られます。

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校長先生による、スピーチ。

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美人校長先生、ちなみに三人目出産を控えもう臨月。。


こちらは先生の中のファッションリーダーである歴史の先生♪

いつも、どくろ柄にガーリーな要素を取り入れていて本当に可愛い♪

ちなみに先生としては、超怖い先生です。かっこよすぎ!

(私は思わず「先生、今日ドイツの女将校みたいですね」とか言ってしまったのですが)

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また涙あり笑いありのランチを終えて、いざ未来へ飛び出す瞬間です。
街の中心の広場へと行進。

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そこではたくさんの家族・友人・親戚一同が、子供の晴れの姿を見るために集まっています。

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プラカードみたいに持っているボードに、それぞれの生徒が幼かった頃の写真が貼られています。

私は毎年これを見るたびに、涙が出ますね~

ご両親は、あんなちっちゃかった子を、よくここまで立派に育てたんだなあって。

そして家族でそろって記念撮影。

私たち一家も”うちの息子”の元へ駆けつけましたよ。

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一番左は、彼の実のお母様。

これまでずっと遠い街で仕事をしていて、今日が初登場でした。私も初対面。

55歳と聞いてたけど若い!

ていうか、お母さんが卒業するんですかという格好ww

この写真だとどう見ても、私がお母さんで、お母さんは妹にしか見えませんね・・・涙

すごいきゃぴきゃぴしたお母さんですが、ベトナム戦争時代に命がけで幼子二人を連れてボートで外国に逃げだした過去を持つ・・・。奥深いです。


ま、とにかく、お兄ちゃん、無事卒業です♪

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そして卒業生たちは、

これもスウェーデンの伝統なのですが(20年前に私も留学先で同じことをやった・・・)

クラスごとにこういうトラックに乗って、街をパレードします。
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美しい青春の一ページ。

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でもだんだん、みんな乱れてくる・・・。苦笑

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さて私は娘を連れて学校に戻り、最後の採点や成績付けを済ませ、

今年はこれが仕事納めということで、学校を後にしました。

そしたら広場にいた生徒の父兄から電話かかってきたので、

また広場へ。

日本語のクラスにいた女の子のお父さんであり、

私の友人でもあり。

いつもなんか怪しいですが、お仕事は警察官ですw

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彼と話してたら、さっきのトラックがちょうど戻ってきて、

卒業生たちは解散~

また夜10時にバーで集まって騒ぐんですって。

それまでは、それぞれ自宅で家族でお祝いの食事。

”息子”のお母様はまたどっかに姿をくらましてしまったので(笑)

私が娘と”息子”を家に連れて帰り、

ディナーの支度。

子供二人は、デザートのルバーブパイを作ってくれましたよ。

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お母様やお友達も来て、無事我が家で卒業ディナー♪

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お祝いということでお赤飯を炊いて、我が家にいる間に”息子”の大好物となったお好み焼を。


そして”息子”はこの夜、卒業生で集まってバーで一晩中飲めや騒げや・・・。

長くなりすぎたので、その後日談は、次のブログにアップしますね。
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by kuyamayoko | 2013-06-17 18:58 | スウェーデンでの暮らし
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